松本清張 黒革の手帖 第06話

松本清張 黒革の手帖 第06話

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第6話/元子が新装オープンさせた『ロダン』に、波子(釈由美子)が客としてやってくる。元子や店のホステスたちに散々嫌味を述べ立て、店を後にする波子。翌日、元子は京都に向かった。離れて暮らしていた母親が京都の病院に入院したという連絡があったのだ。久しぶりの再会に、複雑な想いで病院に向かう元子を待っていたのは、昏睡状態の母だった。
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松本清張 黒革の手帖 第01話
松本清張 黒革の手帖 第01話
第1話/東林銀行に勤める原口元子(米倉涼子)は、今日も営業用の笑顔で窓口に座っていた。その一方で、銀行の架空名義口座から大金を横領しつつ、架空名義預金者たちのリストを愛用の黒革の手帖に記していた。横領金が1億2千万円に達したとき、支店次長の村井(渡辺いっけい)らが元子の横領に気づく。それを知った元子は、そのまま銀行の外へ飛び出した。
松本清張 黒革の手帖 第02話
松本清張 黒革の手帖 第02話
第2話/楢林美容外科クリニックの婦長で楢林(小林稔侍)の愛人でもある市子(室井滋)を呼び出した元子は、楢林と波子(釈由美子)の仲を中傷し、いかに市子が楢林のクリニック発展に貢献したかを褒め上げる。市子の嫉妬を煽り、楢林と波子の仲を裂くように仕向けなければならない。市子の信頼を得るために、元子はしたたかな計算を働かせていた。
松本清張 黒革の手帖 第03話
松本清張 黒革の手帖 第03話
第3話/安島(仲村トオル)に危ないところを助けられた元子(米倉涼子)は、警察に連絡するという安島に、藤岡(小野武彦)は不倫相手で大ごとにしたくないと誤魔化す。だが安島は、藤岡と元子の会話を立ち聞きしていた。数日後、楢林美容外科クリニックを訪れた元子は、出し渋る楢林(小林稔侍)から5千万円を受け取り、その内の1千万円を市子(室井滋)に渡し…。
松本清張 黒革の手帖 第04話
松本清張 黒革の手帖 第04話
第4話/安島とベッドをともにした元子は、これは過去を知られたことに対する口止めであり、自分は一生誰も愛さないと安島に言い放つ。それは、安島に惹かれていく自分自身への戒めの言葉でもあった。一方、赤坂の高級料亭『梅村』の元仲居だった新入りホステスの澄江(吉岡美穂)から、橋田が『梅村』を買い取るらしいと聞いた元子は、計画を練り始める。
松本清張 黒革の手帖 第05話
松本清張 黒革の手帖 第05話
第5話/元子(米倉涼子)に、裏口入学周旋の証拠を突きつけられた橋田(柳葉敏郎)は、それはニセモノだと笑い飛ばす。というのも、澄江(吉岡美穂)が元子を裏切り、橋田と共謀、彼女が元子に渡した証拠はニセモノだというのだ。だが、元子は動じなかった。偶然、橋田と澄江が仲良く買物する姿を目撃した元子は、澄江を問い詰め、すべてを白状させていたのだ。
松本清張 黒革の手帖 第06話
松本清張 黒革の手帖 第06話
第6話/元子が新装オープンさせた『ロダン』に、波子(釈由美子)が客としてやってくる。元子や店のホステスたちに散々嫌味を述べ立て、店を後にする波子。翌日、元子は京都に向かった。離れて暮らしていた母親が京都の病院に入院したという連絡があったのだ。久しぶりの再会に、複雑な想いで病院に向かう元子を待っていたのは、昏睡状態の母だった。
松本清張 黒革の手帖 第07話(最終話)
松本清張 黒革の手帖 第07話(最終話)
最終話/安島(仲村トオル)の口から長谷川(津川雅彦)の屈辱的な伝言を聞かされ愕然とする元子(米倉涼子)。長谷川に『ロダン』の残金2億1千万円どころかキャンセル料8千4百万円さえも払えなくなってしまい、自分の着物や装飾品を売ってまで金を作ろうとするがとても足りるような額にはならない。困った元子は、叡子(山本陽子)に借金を申し込むが…。
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