さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅

身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手にした未来。機械の身体を買う事が出来ない星野鉄郎は、機械の身体をタダでくれる星へ向かうという銀河鉄道999号に憧れていた。やがて母を機械伯爵に殺された鉄郎は、形見のペンダントを胸に、アンドロメダに行って永遠の命をもらい機械伯爵への復讐を果たすと誓う。

“あの旅”から1年後。地球は、新政府のもと表面上は平和に繁栄を迎えていた。しかし、地下世界は凍りつき、支配される人々は未来のない日々を送っていた。かつて女王プロメシュームを倒し、英雄として迎えられた鉄郎は危険分子として支配省の総督ポルカザンダ三世によって処刑されようとしていた。その鉄郎の耳にあの懐かしい汽笛の音色が響いた。

地球に帰り着いた星野鉄郎を待ち受けていたのは、機械化人とわずかに生き残った人間との血みどろの戦いだった。老パルチザンのもとで鉄郎もまた武器をとって戦う。そんなある日、メーテルからのメッセージが届く。『鉄郎、スリーナインに乗りなさい…』鉄郎は再び999に乗り、果てしない宇宙へと旅立った。