やすらぎの郷

やすらぎの郷

さいごは笑って、いきましょう。倉本聰が同世代の大人たちに贈る、全く新しいカタチの帯ドラマが幕を開ける。舞台となるのは、テレビの全盛期を支えた俳優、作家、ミュージシャン、アーティストなど“テレビ人”だけが入居できる老人ホーム『やすらぎの郷 La Strada(ラ・ストラーダ。イタリア語で“道”の意)』。
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やすらぎの郷 第071話

やすらぎの郷 第071話

第071話/菊村栄(石坂浩二)は、『やすらぎの郷』に入居しているテレビ界を支えた裏方の一人、元美術職人のちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)と50年ぶりの再会を果たし、懐かしい時代の会話を交わす。ちのやんは、ともにテレビ創成期を過ごしたタイムキーパーのカメコ(亀山順子/長内美那子)と結婚。夫婦そろって入居したのだが、カメコはがんを患い…。
やすらぎの郷 第072話

やすらぎの郷 第072話

第072話/カメコ(亀山順子/長内美那子)の病室を訪ねた菊村栄(石坂浩二)は、かつてちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)の下で働き、今は舞台美術の大御所として活躍する柿原一平(あにやん/村田雄浩)と出会う。ちのやんの弟子たちは、世話になったお礼にと、カメコが大好きだった昔のドラマの美術を別室に再現。カメコは朦朧とする意識の中で…。
やすらぎの郷 第073話

やすらぎの郷 第073話

第073話/カメコ(亀山順子/長内美那子)の通夜が『やすらぎの郷』のゲストハウスで営まれる。棺は、ちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)が育てた大道具製作のベテランたちによる手作り。簡素ながらやさしさにあふれる裏方たちの弔いに、菊村栄(石坂浩二)たち弔問客は胸を締め付けられる。その中に白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)の姿だけがなかった…。
やすらぎの郷 第074話

やすらぎの郷 第074話

第074話/最愛の妻、カメコ(亀山順子/長内美那子)を看取った翌朝、ちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)が後を追うようにこの世を去る。葬儀はカメコとの合同葬となり、二人の魂はカメコが亡くなる直前まで口ずさんでいた、中島みゆきの『ファイト!』の大合唱で見送られる。
やすらぎの郷 第075話

やすらぎの郷 第075話

第075話/舞台化される濃野佐志美の原作『流されて』の打ち合わせのため東京に出向き、カメコ(亀山順子/長内美那子)の通夜を欠席した白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)は、水谷マヤ(加賀まりこ)らに厳しく叱責され、すっかり意気消沈した様子でバー・カサブランカに現れる。冴子は東京での出来事を菊村栄(石坂浩二)に報告。その衝撃的な内容に栄は凍りつく…。
やすらぎの郷 第076話

やすらぎの郷 第076話

第076話/菊村栄(石坂浩二)は白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)から見せられた安西直美の孫、榊原アザミ(清野菜名)の写真に言葉を失う。アザミの容姿は若き日の直美と瓜二つだった。脚本家を志しているアザミは、栄を神のように尊敬しているという。栄の心はいつになく昂ぶる。
やすらぎの郷 第077話

やすらぎの郷 第077話

第077話/認知症の徘徊から行方不明になっていた及川しのぶ(有馬稲子)が、夜になって思いがけない場所で発見される。翌日、『やすらぎの郷』は何事もなかったかのように平穏な朝を迎えるが、それを真野六郎(マロ/ミッキー・カーチス)の恋愛話が打ち破る。なんと、マロのお相手は46歳も若い女性で、この『やすらぎの郷』にいるのだという!?
やすらぎの郷 第078話

やすらぎの郷 第078話

第078話/真野六郎(マロ/ミッキー・カーチス)と相手女性との間では、すでに合意しているという“年の差恋愛”をめぐり、『やすらぎの郷』では支持する者と反対する者との間でさまざまな意見が飛び交う。当事者のマロは、事が公になった今、隠す必要もないと、カサブランカで堂々と恋愛話を繰り広げる。その話に耳を傾けていた菊村栄(石坂浩二)に、一通の速達が届く…。
やすらぎの郷 第079話

やすらぎの郷 第079話

第079話/菊村栄(石坂浩二)に届いた速達の差出人は、安西直美の孫の榊原アザミ(清野菜名)だった。シナリオの勉強をしているというアザミは、一度、栄に会いたいと、メールアドレスを伝えてくる。すぐにでも返事を出したい栄。しかし、栄はメールの打ち方を知らなかった…。
やすらぎの郷 第080話

やすらぎの郷 第080話

第080話/菊村栄(石坂浩二)が榊原アザミ(清野菜名)宛てに送ったメールは、初歩的なミスで水谷マヤ(加賀まりこ)に届いてしまう。栄は仕方なくマヤにアザミのことを白状。栄の下心を含めすべてを理解したマヤは、栄に代わってアザミへのメールを再送信する。翌日、アザミから栄に待望の返信が届く。