イ・サン 第77話（最終話）／字幕

字幕／第01話／朝鮮王朝第二十一代国王、英祖（ヨンジョ）は、ある夜、我が子、世子が謀反を起こし自分に刃を向けるという悪夢を見る。それは一七六二年五月十九日、英祖が世子を米びつに閉じ込めて六日目のことだった。権力争いに巻き込まれた世子は国王英祖の怒りを買うに至ったのだ。

字幕／第02話／先輩の見習い女官に時敏堂へ行ったことを勘付かれ、訴えられそうになるソンヨン。サンを見習い内侍のムドクだとばかり思っていたソンヨンは、世孫の格好をしたサンを見てびっくり。サンはソンヨンを呼び、自分が本当は世孫であることを告げる。

字幕／第03話／王の怒りを買い米びつに閉じ込められた父、世子（セジャ）を救おうと、母の実家に向かう途中輿から抜け出し、ソンヨンとテスとともに巡察中の王（英祖）のもとへやって来た。父の描いた絵を一目だけでも見てほしいと懇願するサンだが、サンを捕らえ連れていけと臣下に命ずる。

字幕／第04話／世孫サンの元の住まいである世孫宮から武器庫が見つかった。大臣たちは、サンも知っていたはずだと王・英祖に訴える。もしそれが事実だとすれば、世子は噂どおり謀反を企てていたことになる。英祖は、内侍や女官を捕らえ、取り調べを始める。

字幕／第05話／ある晩、サンは刺客に狙われる。ちょうど幼い頃のソンヨンとテスに名を呼ばれる夢を見て目覚めたサンは、刺客の気配を察知し事なきを得るが、誰が差し向けたのか聞き出す前に刺客は毒を飲んで自害してしまう。すぐに兵が集まり、国王、英祖（ヨンジョ）もやってくる。

字幕／第06話／自害した刺客の口から出た毒が顔料の一つだと知り、使用を許されている図画署に内官を忍び込ませたサンだが、その内官が水死体となって発見される。だが彼はサンに暗号を残していた。白布に記されたその暗号は、清国に関することに危険が潜んでいると暗示していた。

字幕／第07話／清国大使をもてなす宴で図画署の首長パク・ヨンムンが絵を描くことになり、その助手を務めたソンヨン。だがその席で大使の目に留まり、その晩、大使の部屋へ行かされることに。ソンヨンはその支度をするため連れていかれそうになる。だが見かねたサンがそれを止める。

字幕／第08話／図画署を訪れ、先日の宴に来ていた茶母がソンヨンだったと知ったサンは、ナム・サチョに命じ、その日たまたま非番だったソンヨンを家まで迎えに行かせる。だが、ソンヨンはイ・チョンに頼まれ、ある良家の奥方の肖像画を描く手伝いをするため出掛けていた。

字幕／第09話／清国への貢ぎ物の白布を盗んだ者たちを捕らえたサン。彼は王に自ら願い出て、この罪人たちが朝廷の重臣と通じていることを突き止めるための取り調べを行う全権を得た。だが彼自身の命令により、罪人たちは牢から連れ出されて殺されてしまう。

字幕／第10話／遊郭から助け出されたソンヨンは、休んだ分を取り戻すため、翌朝まだ暗いうちから図画署へ出て働き始める。すると、なんとそこへサンが。ソンヨンが無事戻ったことを知り家を訪ねたが、既に図画署へ行ったと聞いてやって来たのだ。ソンヨンは喜びで胸がいっぱいになる。