
MIX MEISEI STORY
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く…。親の再婚によって、血は繋がらないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花投馬」と「立花走一郎」は、明青学園・中等部の野球部に所属する中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。

MIX MEISEI STORY 第01話
第1話 明青のエース/エース・上杉達也を擁して甲子園初出場初優勝を果たしてから約30年。明青学園野球部は、高等部・中等部共にすっかり低迷していた。中等部二年の血の繋がらない兄弟の立花投馬・走一郎は、何故か実力の劣る三年生の二階堂がエースとして中心になっているおかしなチームの状況に、ずっともやもやした気持ちでいる。

MIX MEISEI STORY 第02話
第2話 おれが兄貴でおまえが弟/明青学園野球部でバッテリーとして活躍することを夢見ている投馬と走一郎。しかし監督の黒柳は、大親友であるOB会長の息子の二階堂をエースとして背番号1を与え、そのわがままを野放しにしている。反発する投馬と走一郎は、監督の見ている前で自分たちの実力を見せつけるように投球練習を始める。

MIX MEISEI STORY 第03話
第3話 明青学園なんて/投馬と走一郎の活躍でかろうじて地区大会を勝ち進んでいく野球部。これでエースが変わればかなりいいチームになりそうなのだが、監督の考えは変わらない。二人は明青学園以外の高校に進学することも考え始める。更に、可愛らしく成長した音美に多くの男子たちが近寄ってくることも立花兄弟の新たな悩みとなっていた。

MIX MEISEI STORY 第04話
第4話 交換(トレード)してえなァ/なんのかんので勝ち進み、20年ぶりに都大会出場を果たした投馬と走一郎。だがその前には期末テストが立ちはだかる。駒から音美とのデートをかけた戦いを挑まれた投馬は、全力でテストに挑む!そして始まる都大会一回戦。相手は一級品のカーブを決め球に持つ強敵・西村拓味。……のはずが、最初に出てきたのは控え投手!?

MIX MEISEI STORY 第05話
第5話 ピッチャーだろ?/西村にホームランを打たれながらも必死に守る投馬と走一郎。5回を終わってかろうじて同点で踏みとどまっていた。しかし一級品のカーブを決め球に持つ相手エースの西村の前に、打線は全く歯が立たない。一方その頃、立花家では、大山という変な男が二人の父・英介を訪ねて来ていた。

MIX MEISEI STORY 第06話
第6話 春がくれば/今川キャプテンに誘われて病院に向かう投馬と走一郎。初めて明かされる二階堂の秘密。そして全てを知っていた黒柳監督は、何も言わずに明青学園を去って行く。皆の思いと共に受け継がれる背番号1。ついにエースナンバーを背負った投馬がマウンドで躍動する。一方、野球部に美人の一人娘と共に新監督が赴任して来る。

MIX MEISEI STORY 第07話
第7話 心配?/明青学園高等部に進学し、甲子園への道を歩み始めた投馬と走一郎。厳しい練習を終えて帰宅すると新監督の大山が遊びに来ていた。何も知らない投馬が洗面所の扉を開けると、着替えている最中の春夏と遭遇。慌てて扉を閉めるが、走一郎に裸を見たのかと問い詰められる。一方、音美も春夏の存在が気になるようで…。

MIX MEISEI STORY 第08話
第8話 うちのお兄ちゃん/突然の大雨でファミレスに避難した走一郎は、音美をライバル視する三田亜里沙と遭遇し、その兄・浩樹が昨年の甲子園ベスト8の東秀高校のエースだと知る。しばらくして東秀高校が明青学園に練習試合を申し込んでくる。亜里沙が音美への対抗心から兄貴対決を仕掛けたようなのだが……。強豪相手に投馬の投球は通用するのか!?

MIX MEISEI STORY 第09話
第9話 大ニュースでしょ/甲子園ベスト8の東秀高校エース・三田の前に手も足も出ない明青学園。音美に対抗心を燃やす三田の妹・亜里沙は、兄の圧倒的な実力を自慢してくる。さすがに内心穏やかではない音美。その時、ピッチャーが投馬に代わってから相手にほとんど打たれていないことに気付く夏野。そして互いに点が入らないまま試合は終盤へ。

MIX MEISEI STORY 第10話
第10話 ただの散歩/西村、駒、夏野、亜里沙、赤井と、相変わらずにぎやかな音美の周囲。一方、走一郎と南郷は、春夏のバイトするラーメン屋の常連になっていた。そんな時、春夏から手紙を貰う投馬。中間テストが終わったら散歩に付き合って欲しいという内容に、走一郎のことを考えて断ろうとするが春夏の策略でうっかりOKしてしまう。