甲鉄城のカバネリ

甲鉄城のカバネリ

貫け、鋼の心を。世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。

Sorting

甲鉄城のカバネリ 第01話

甲鉄城のカバネリ 第01話

第1話 脅える屍/不死の怪物・カバネが顕金駅を襲った。顕金駅で暮らす蒸気鍛冶の少年・生駒は、逃げ惑う人々の波に逆らって走り出した。密かに開発した武器--ツラヌキ筒でカバネと戦うつもりだ。彼自身の過去と、誇りのために。
甲鉄城のカバネリ 第02話

甲鉄城のカバネリ 第02話

第2話 明けぬ夜/なんとか助かった生駒は、顕金駅に唯一残された駿城--甲鉄城に向かう。一方、カバネの中に取り残された菖蒲たちの前に、幼い少女・無名が現れた。彼女はその超絶の戦闘力で、甲鉄城への脱出路を切り開いていく。
甲鉄城のカバネリ 第03話

甲鉄城のカバネリ 第03話

第3話 捧げる祈り/顕金駅を脱出した甲鉄城は、幕府の要害--金剛郭を目指す。しかし、甲鉄城の人間たちは早くも内部対立し、生駒たちカバネリを追い出そうとする。急遽リーダーになった菖蒲にそれを治める力はなくて……。
甲鉄城のカバネリ 第04話

甲鉄城のカバネリ 第04話

第4話 流る血潮/生駒と無名は民衆によって最後尾車両に閉じ込められてしまう。それは甲鉄城の戦力の弱体化を意味していた。ちょうどそこにカバネが襲ってくる。しかも中には、戦いを重ねて強くなったカバネ--ワザトリがいて……。
甲鉄城のカバネリ 第05話

甲鉄城のカバネリ 第05話

第5話 逃げられぬ闇/カバネに滅ぼされた八代駅で、甲鉄城は生存者を拾った。生存者の中には無名の昔なじみ榎久がいた。彼は甲鉄城に馴染み始めた無名を弱くなったと指摘する。焦った無名は、自ら無謀な戦いを選択し、窮地に陥ってしまう。
甲鉄城のカバネリ 第06話

甲鉄城のカバネリ 第06話

第6話 集う光/甲鉄城は巨大なカバネの塊--黒けぶりを前に立ち往生していた。一方、生駒と無名は廃駅の底に落ちていた。周囲はカバネ、無名はガレキの下敷き、援護は望めないという絶望的な状況で、それでもなお生駒は前を向いた。
甲鉄城のカバネリ 第07話

甲鉄城のカバネリ 第07話

第7話 天に願う/顕金駅を出てから初めて、甲鉄城は人の暮らす駅--倭文駅に着いた。生駒たちは買い出しに出かけ、久しぶりの平安を味わう。一方、菖蒲は倭文駅に食料を分けてくれるよう交渉する。しかし、どの駅も食料は貴重で……。
甲鉄城のカバネリ 第08話

甲鉄城のカバネリ 第08話

第8話 黙す狩人/無名の慕う兄様は、カバネを狩る特殊部隊--狩方衆を率いる美馬だった。だが、人々から英雄と讃えられる美馬のことを、生駒は信じられない。彼こそが、無名をカバネリにした元凶だったからだ。
甲鉄城のカバネリ 第09話

甲鉄城のカバネリ 第09話

第9話 滅びの牙/甲鉄城は金剛郭へ至る最後の砦−−磐戸駅に到着する。幕府は、民衆の声望を集める美馬を警戒し、金剛郭への道を閉ざそうとするが、美馬は磐戸駅の領主に会談を求め……。ついに、美馬と狩方衆による倒幕が始まったのだ。
甲鉄城のカバネリ 第10話

甲鉄城のカバネリ 第10話

第10話 攻め上ぐ弱者/克城に連結された甲鉄城では、逞生たちが狩方衆の厳しい管理下に置かれ、血を採取されていた。絶望する人々の中で、生駒は諦めず反攻作戦を企図する。自由と誇りと、無名を取り戻すために。
Monthly fee 618 Japanese Yen (Tax included)~ Frugal Unlimited Plan!
Rental items need to purchase additionally