九齢公主～隠された真実～

字幕／第21話 危険な挑戦／楚譲（そじょう）は痘瘡の死者が増えていると知ると7日で状況が好転しなければ青山の別荘を人々もろとも燃やしてしまうよう陸雲旗（りくうんき）に指示する。一方、君九齢（くんきゅうれい）は痘瘡の抗体を作る種痘を試すことにし、危険を承知で志願した朱サン（しゅさん）が種痘を接種。やがて、痘瘡の症状が現れた彼は高熱を出して…。

字幕／第22話 蛍の舞う月夜／朱サン（しゅさん）が奔走した甲斐あって子供たちへの種痘の接種も成功。回復した患者たちは帰郷し痘瘡の流行は収束する。こうして医者として名を挙げた君九齢（くんきゅうれい）は都に戻ると宮中に参内することになるが、その前夜、朱サンと馬で郊外まで遠乗りする。そこで彼女が楚九齢（そきゅうれい）の仇を討ちたいと打ち明けると…。

字幕／第23話 面影を探して／山陽県主の称号を得た君九齢（くんきゅうれい）は懐王府を訪れると楚九ヨウ（そきゅうよう）に種痘を接種。その晩は楚九黎（そきゅうれい）と彼の世話に当たる。そんな中、楚九齢（そきゅうれい）が残した服を君九齢に着せた楚九黎はどういうわけか妹に似ている彼女に目が釘付けとなる。その後、九齢堂に戻った君九齢は…。

字幕／第24話 名声と醜聞／君九齢（くんきゅうれい）は楚九ヨウ（そきゅうよう）が熱を出したと聞かされて懐王府に駆けつける。だが、それは陸雲旗（りくうんき）の嘘だった。その後、朱サン（しゅさん）は陸雲旗がしつこく君九齢に結納品を送るのに腹を立て公衆の面前で陸雲旗と喧嘩を始める。そこで朱サンを助け、場を収めるために割って入ったのが科挙で状元となった…。

字幕／第25話 孫娘の敵討ち／寧雲ショウ（ねいうんしょう）と君九齢（くんきゅうれい）の婚約の噂が広まるが、陸雲旗（りくうんき）は君九齢への嫌がらせを止めない。そんな中、丞相の黄誠（こうせい）の息子・黄子清（こうしせい）の汚職を告発しようとして皆殺しにされた万家の生き残りである万軽（ばんけい）が都に現れ、敵を討とうとする事件が起こる。そして…。

字幕／第26話 再び沢州へ／罪に問われるのを覚悟で窮地にあった君九齢（くんきゅうれい）を救い投獄された朱サン（しゅさん）。そんな彼を助けるために動いたのは楚譲の弟・賢（けん）王だった。また、君九齢は陸雲旗（りくうんき）に朱サンを救ってくれたら自分は都を出ると約束し、武徳司の拷問で傷ついた朱サンの手当てをして彼に別れを告げる。こうして…。

字幕／第27話 縁談の行方／沢州に到着した君九齢（くんきゅうれい）は方家のみなに歓迎される。だが、北方で敵国の北祁が増兵を始め、種痘を受けた子供たちが死んでいると聞いた彼女は現地に向かうことに。そんな中、寧雲ショウ（ねいうんしょう）の父・寧異（ねいい）が君九齢との縁談に乗り気になり君九齢の祖母・曹（そう）氏らと面会する。すると、かつて君九齢と…。

字幕／第28話 不穏な戦況／陸雲旗（りくうんき）は君九齢（くんきゅうれい）を陥れようとした江友樹（こうゆうじゅ）を武徳司の獄に入れて口封じする。また、北祁の動きを警戒する朱サン（しゅさん）が北方に戻してほしいと楚譲に願い出た頃、黄誠（こうせい）は北祁の皇太子・郁遅海（いくちかい）と密会して敵に利する策を授けていた。一方、北方で種痘を広める旅を…。

字幕／第29話 世子夫人の活躍／郁（いく）夫人は前線で戦う夫の成国公・朱山（しゅさん）に代わって大名府へ行き清河伯（せいかはく）に援助を頼むつもりだった。だが、黄誠（こうせい）が保州・雄州・覇州を割譲するという悪条件で北祁と和議を進めてしまう。そこで君九齢（くんきゅうれい）は郁夫人に3州の民を救い出すことを提案し、二人は数万人を避難させる。すると…。

字幕／第30話 撹乱作戦／北祁との和議が正式に成立し撤兵しないと謀反と見なすと勅命が下されるが、朱山（しゅさん）は住民を避難させるため易州に留まり敵軍に包囲されてしまう。そこで君九齢（くんきゅうれい）は敵軍を撹乱させる奇策を講じ、その結果、朱山は易州から脱出を果たす。この知らせを聞いて駆けつけた朱サン（しゅさん）は…。