他人は地獄だ

字幕／第1話／小説家志望のユン・ジョンウは大学の先輩シン・ジェホが経営する会社に見習いとして働くことになり、ソウルに上京する。貧しいジョンウは考試院（コシウォン）と呼ばれる国家公務員を目指す若者が寝泊まりする施設を借りようと部屋探しをするが、ソウルの物価は高く、住む部屋がなかなか見つからない。

字幕／第2話／自室で休んでいたジョンウは上の階で大きな物音を聞き、気になって考試院（コシウォン）内の探索を開始する。彼は4階に「女性専用」と記されたドアを発見し手をかけるが、丸刈りの男に邪魔される。丸刈りの男は4階はかつて火事が発生し、それ以来誰も住んでないと言う。一方、ウネ交番に勤務するソ・ジョンファ巡査は…。

字幕／第3話／考試院（コシウォン）生活1日目の夜、ジョンウは廊下から聞こえてくる声で目を覚まし、部屋を出ると、チンピラのアン・ヒジュンと丸刈りの男が言い争いをしていた。丸刈りの男が勝手に自分の部屋に入り、何かを盗んだと主張するヒジュン。しかし、丸刈りの男は手首を賭けて潔白を証明したいと物騒なことを言う。すると同じ風貌の丸刈りの男がもう1人現れ…。

字幕／第4話／会社の歓迎会に参加したジョンウだったが、酒に酔ったジェホから学生時代に学費が払えず休学していた過去や、小説家になりたいという夢をバカにされ、さらに上司のパク・ビョンミンからも身に覚えのない注意を受けて苛立ちを募らせる。一方、囚われていたヒジュンは腕を縛っていたテープを解き、助けを呼ぶべく電話を掛けるが通話が途中で切れてしまう。

字幕／第5話／ジョンウが屋上で涼んでいると、同じ考試院（コシウォン）に住む歯科医師のソ・ムンジョが親しげに話しかけてきた。自分と同じレイモンド・チャンドラーのファンだというムンジョに心を許したジョンウは構想中の犯罪小説の話をうれしそうにする。人当たりのよいムンジョにホッとしたジョンウだったが、自室の303号室に戻ると…。

字幕／第6話／ジョンウは至急の業務として資料を取りまとめるよう頼まれるが、やり方が分からず苦戦する。仕方なくビョンミンに教えを請うものの、同僚のソン・ユジョンがジョンウを可愛がっていることを面白く思わないビョンミンは、もう少し業務について真面目に取り組めと厳しく叱責され、苛立ちが収まらない。

字幕／第7話／ソ巡査は不審な車を見つけ、職務質問を行うが運転手は数日前に猫殺しの容疑で取り調べたピョン・ドクチョンだった。後部座席にいたドクスがはめていた腕時計がエデン考試院（コシウォン）で失踪した外国人の物と似ていることに気づいたジョンファはトランクを見せるよう言う。

字幕／第8話／大家はバス停の前で会話をした女性を考試院（コシウォン）に招き、ドクチョンとともに女性のもつ不思議な力について話を聞く。大家たちの様子に不信感を抱いた女性は帰ろうとするものの、出された飲み物に薬を盛られており体の自由が効かなくなってしまう。一方、同僚たちと昼食をとっていたジョンウだったが…。

字幕／第9話／留守中、誰かが部屋に入ったと大家に被害を訴えるジョンウ。防犯カメラを見せてもらうと313号室のホン・ナムボクがジョンウの部屋の前に立っている様子が映し出されていた。激高したジョンウはナムボクを問い詰めるが話にならず、えも言えない恐怖に襲われる。一方、ジョンウの恋人ミン・ジウンは女性上司に無理難題を押しつけられてしまう。

字幕／第10話／ジウンはジェホに、上京してからジョンウの様子がおかしいことを相談し、考試院（コシウォン）が原因なのではと思い至るがジェホに否定される。一方、ソ巡査は以前ジョンウから誰も住んでいないはずなのに物音がすると聞いていた4階を調べるべく、考試院に足を踏み入れる。その頃4階ではナムボクが監禁していた女性の口を封じていたが…。