ざんねんないきもの事典

第一話～第四話／動物園でオランウータンを眺めている中年サラリーマン・犬養草介（三宅弘城）。草介は、上司から期待を寄せられている年下の上司・宇多賢人に叱咤された出来事を思い出し、落ち込んでしまう。するとそこに、神様（竹中直人）が現れ、オランウータンの生態に宇多がよく似ていると話し始める。

第五話～第八話／翼の働くオフィス。新入社員の朝井翼（磯村勇斗）は、先輩・剛田守（板橋駿谷）の指示通りにやった仕事に対して、剛田から理不尽な説教を受け、内心悶々としている。するとそこに、神様（竹中直人）が現れ、ゴリラの生態に剛田がよく似ていると話し始める。

第九話～第十二話／宇多りくの父・賢人は、取引先の新人社員・漆原龍一が元気はつらつとした姿から人相の悪い顔つきに変化してきたことを心配している。すると、りくにしか見えない様子だが、神様が現れ、ウーパールーパーの生態に漆原がよく似ていると話し始める。

第十三話～第十六話／宇多りく（新津ちせ）は、母・姫子（比嘉愛未）の愚痴を聞くことになり母のお人好しぶりを嘆いていると、神様（竹中直人）が現れアデリーペンギンの生態に姫子が似ていると話す。

第十七話～第二十話／犬養草介（三宅弘城）は、不機嫌な妻・殿子（しゅはまはるみ）に話しかける。殿子も、草介が歌い出すと機嫌が悪かった理由を打ち明ける。神様（竹中直人）が現れフクロテナガザルの生態に夫婦が似ていると話す。

第二十一話～第二十四話／森山美音（畑芽育）は自分と気になる男子・禄郎（井上拓海）と友人の写真を見る。足を細く加工した友人と自分を比べていると、タイムラインにフクロウの写真が。美音は「足の短い自分にそっくり」と言うが、神様（竹中直人）が現れ「全然似ていない！」と話す。